医療の現場における医者のやりがいとは何か
医療に携わる人、主に医者、看護師に、何を求めるかは千差万別だろう。だがその医者や看護師が自分の仕事にやりがいを持っているかどうかは関係ないと考える人は少ないはずだ。やりがいを感じていない医者たちが、患者によりよい医療を提供してくれるとは思えないからだ。たいしたことのない風邪であっても私たち患者は、不安な気持ちで病院へ向かう。それが癌などの大きな病気であればなおさらだ。今ではインターネットの普及により、患者も自分の病気やその治療法などを詳しく調べることはできる。だが大病院であればあるほど、その医療の現場はベールに包まれていることも多い。医療に関しては素人の患者が意見を述べられる機会は少ないかもしれない。だからこそ医者の見解を聞くときに何より重視するのは、その見解が正しくて、その治療法で治るのかということだ。肉親が医者であれば、安心だろう。肉親であれば誰もがその患者を助けたいと思うからだ。赤の他人の患者を助けたいと思う医者、それは自分の仕事にやりがいと使命感を持っている医者だ。いくら技術が優れていても、患者の身になって考えない医者は決して良い医者とは言えない。病気との付き合いは長くなるものだ。手術をしたならば、悪性腫瘍を取り除くだけではなく、手術後の患者の生活のクオリティを下げないようにということまで考えるべきだ。患者の病気を治し、その患者が笑顔を取り戻すことがやりがいとなっている医者を私たちは求めているのだ。